トーレ平膜型MBR膜 – 日本発の先進的生物処理技術
概要
トーレ(Toray)の平膜型MBR(Membrane Bio-Reactor)膜は、生物処理と膜ろ過技術を融合した、最先端の排水処理技術です。好気性生物処理と微細ろ過(マイクロフィルトレーション)を組み合わせることで、高品質で安定した処理水を持続的に得ることができます。
主な特長と利点
堅牢な平膜構造
平膜構造により、設置・洗浄・交換が容易です。トーレ独自の高品質PVDF(ポリフッ化ビニリデン)膜は、優れた耐薬品性と耐摩耗性を備えています。
高いろ過性能
膜孔径は約0.08µmで、細菌や懸濁物をほぼ完全に除去し、沈殿槽を必要としない透明度の高い処理水を得ることができます。
省スペース・省エネルギー
従来の処理方式に比べ、設置面積を30〜50%削減でき、運転エネルギーも大幅に節約できます。
長寿命・容易なメンテナンス
トーレのMBR膜は目詰まりしにくい設計で、逆洗や薬品洗浄が容易です。耐久性に優れ、寿命は50年と長期間使用できます。
世界が認める信頼のブランド
トーレは、90年以上の膜材料開発の実績を持つ日本を代表する企業であり、世界中の産業用・下水処理システムに数多く採用されています。
主な用途
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生活排水・下水処理
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食品、染色、製紙、製薬工場などの産業排水処理
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再生水・再利用水システム
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水資源保全・環境保護プロジェクト
代表的な仕様(参考値)
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項目
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内容
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膜タイプ
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平膜型MBR膜
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膜材質
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PVDF(ポリフッ化ビニリデン)
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膜孔径
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0.08 µm
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元素の量
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50枚/カセット
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使用温度範囲
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5~40°C
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表面積
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35m2/枚
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